ドップラーとクニルプスの意外な関係
クニルプスは世界で初めて折り畳み傘を販売
ブレンシェフ社は世界で初めて折り畳み傘の販売を始め、クニルプスの名称でブランドの商標登録を行いました。この折り畳み傘は1928年には生産がされていたと言うから驚きです。1932年にはクニルプスブランド初の女性用の傘の販売が開始されており、男性中心の流れから、女性への社会進出を後押しするようなブランド姿勢を見て撮ることが出来ます。
クニルプスはその後も自動開き機能をつけた傘の開発に成功するなど、傘メーカーとして着実な成長を続けていきます。マーケティング戦略にも優れていたことから、ヨーロッパではクニルプスと言えば折り畳み傘と言えるほどのブランド力を持ち、ファッションアイコンとしての傘の確立に大きな役割を果たしています。その影響力は、1950年代のドイツで、雨の日をクニルプスウェザーと呼んだほどです。
高品質なブランドから、世界へ羽ばたくブランドへ
同じく傘で有名なドップラーとクニルプスが出会うのは2004年に入ってからです。ヨーロッパ市場をリードするドップラーがスイスのストルツ社と共に、クニルプスブランドの販売権を取得したのです。 これは大きな変化であり、ここからドップラーとクニルプス双方の進化が加速します。
自社開発の機会でフレームを作り、頑固なまでに品質と強度を追求してきたクニルプスに、新たなデザインが生まれ、世界的なデザイン賞を受賞するようなヒット商品も生まれました。
ドップラー社の折り畳み傘も品質が向上し、さらに使いやすく、洗練されたデザインの物が生まれ始めました。結果として、ドップラーとクニルプスはヨーロッパだけでなく世界で知られるブランドとなっていったのです。
まだまだ進化と発展を続けるクニルプスの傘たち
クニルプスブランドの傘は、フレームの改良と、品質の維持に余念がないのが特徴です。未だに既製品のフレームを使ったことが無く、自社開発にこだわっています。
その上で、新しいシリーズ展開や新商品を発表しているのですから、世界中にファンがいるのも良く分かります。 近年はスリム化を中心としながらも強度の維持を行っており、スタイリッシュで実用的なシリーズが多くなっています。もちろん、クラシックなタイプも存在します。
共通するのは質感の良さで、社内検査だけでなく、ドイツの検査機関も品質のチェックを行うことで常に妥協のない造りを目指しています。クニルプスは、世界初の折り畳み傘開発ブランドであり、トップブランドであり続けているのです。
青山貿易株式会社は
MAWAの日本有数の正式代理店です
▲ドイツMAWA社長と当社取締役
ドイツMAWAからの書面
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1. MAWAと青山貿易の関係
両者の関係は長期に渡るパートナーシップに発展しており、互いに協力して、特に日本市場向けの多くの新製品や、コンセプトを開発してきました。
そのパートナーシップは日本の消費者の皆様に、技術革新による高品質なハンガーをお届けしたい、と言う両者共通のヴィジョンの使命感に裏打ちされたものであります。我々は共に新商品コンセプトの追求や、市場調査を行い、日本の消費者の皆様の嗜好に合った商品の供給に努めてまいりました。
この協力は両社の絆を強めることだけにとどまらず、市場におけるMAWAと青山貿易の成長と成功に寄与しております。
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2. MAWAの青山貿易に対する要望
MAWAは青山貿易に対し、MAWAブランドを代表し、効果的にその優位性を強調して下さることを要望します、特に品質に置いて、中国製模造品との差別化を。最大の優位性はドイツ製である事です。
機能的には省スペース、滑り止め、回転するフック等MAWAの提供するユニークなライフスタイルです。
青山貿易にはMAWA製品の高品質性をはっきりと首尾一貫して消費者に示し、日本市場にMAWAブランドの評価と確固たる地位を確立して頂きたいと考えます。 -
3. これまでの青山貿易との取引の印象
MAWAの青山貿易との取引に対する印象は、新しい考えと技術革新を喜んで受け入れる事に常に心を開き、絶え間ない両者の協力を信頼し合うと言う事につきます。
両社のパートナーシップは、調和のとれた一定レベルの協力関係を維持するという強い使命感を証明しています。青山貿易とは円滑で生産的、実用的な関係相互関係を維持可能であり、この事は同社が信頼に足るパートナーであることも証明しております。
更には、前述の新しい考えと技術革新を喜んで受け入れる柔軟性は創造性と進歩する環境を育みます。
この事はMAWAと青山貿易に新たなコンセプトに挑み、実践することを可能にします、その結果、革新的製品を日本市場に提供し続けております。総体的には青山貿易との取引は、信頼性と常に前進する協力関係、それと新しい可能性を追求する情熱を分かち合う形で示されている、と考えます。
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4. 青山貿易に期待する事
MAWAが青山貿易に対して期待することは、青山貿易の日本市場における更なる発展、より良い勢力浸透とMAWAブランドの確固たる地位の確立です。
このことはブランド意識を高めることにより自らの存在感を増大させ、市場で強固な地位を確立する事です。MAWAはこれからも青山貿易との協力に期待しております。
そして市場の可能性を見極め、投資し、市場戦略を発展させ、日本市場のお客様に喜んでいただく製品を提供してまいります。MAWAは青山貿易と緊密に連携することにより日本市場の足場を固め、顧客の信頼を得、日本ハンガー市場での主要なブランドの確立を目指します。注目すべきは青山貿易の専門的知識、智慧、成長戦略、市場占有率の増加、パートナーシップの成功の度合い等に影響を受けるでしょう。
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5. 将来の展望
我々の目標は日本でNo.1のハンガーブランドになる事。日本市場において機能性を持ち、革新的で高品質として周知されハンガーの第一選択肢となる事を心から願っています。